altered image(z) : パトリック・スウェイジが亡くなった

■Ｐ・スウェイジ死去に悲しみの声、Ｄ・ムーアらが追悼 - goo 映画
80年代に活躍した若手俳優たちを、当時「ブラット・パック」とよんで、彼らが主演の映画が多く製作された。その「ブラット・パック」の一人とされるパトリック・スウェイジが9/14に以前から患っていた膵臓がんで亡くなった。

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■Patrick Swayze: Still Fighting | GossipCenter
■Patrick Swayze Passes Away at Age 57 | GossipCenter
闘病生活でかつての面影は奪われてしまった。

いまの30～40代の青春時代には彼らが主演した映画を数多く観たと思うけど、オイラ的には「アウトサイダー」「若き勇者たち」「ハートブルー」が好きだったな。

「アウトサイダー」はまだ中学生の頃あたりに観て、スウェイジの台詞じゃないけど、本編中でお尋ね者になったジョニーとポニーボーイが朝焼けをみて「自然は黄金の輝きを持って生まれた。だが、何ものも黄金のままではいられない」っていう詩を読むシーンがあったのを今でもよく覚えてる。

他にも印象に残っているのが、1984年の「若き勇者たち」。

これは平凡な田舎町が突如として共産軍(当時は冷戦時代)に襲撃され、わずかに逃げ延びた少年少女たちが武器を取り戦うというもの。

内容や監督と脚本をつとめたジョン・ミリアスのタカ派的な性格により、好戦的な映画というレッテルを貼られていたけど、本作のスウェイジの演技により「空想暴力」ではなく「追い詰められ反抗する若者たち」という色彩を強めていたいたと思う。
特に終盤の年下の子供たちを逃がすため、弟とたった二人で乗り込んで行った敵陣での公園のシーンは今見ても泣けるからなぁ…。

ちなみにこの「若き勇者たち」は現在リメイクが作成されていて、かつてのブラット・パックの一人、トム・クルーズの息子も出演するそう。

■トム・クルーズの息子が、「若き勇者たち」リメイクで戦場へ！ : 映画ニュース - 映画のことならeiga.com

さらにジョン・ミリアスが「Homefront」というゲームで「北朝鮮が侵略してきたアメリカでゲリラとなって戦う」というどこかで聞いたようなハナシのシナリオを作っているとか。

■4Gamer.net ― ［E3 09］THQの新作FPS「Homefront」は北朝鮮に占領された近未来のアメリカが舞台（Homefront）

さきに旅立つ人、あとでやりくりする人、いろんな人がいるけど、一つの作品を通してこういう風に過去と未来がつながるものなのかなぁ…。