
オイラが住んでる福島県いわき市は震災の他に津波に放射能漏れと災害に事欠かないエリア。
特にいわき市の沿岸部にある豊間地区は津波による被害が甚大で、町のほとんどが流されてしまった。
テレビや新聞では「かわいそうな人達の街」とだけ流されるけど、
ところがどっこい!ちゃんと立ち上がる意地を見せてくれます。
その町のとあるコンビニの復活するまでの写真がこちら(;゚Д゚)!

こちらが今回の復活劇の舞台となるセブイレブン。
震災から4週間後の4月6日に撮影した段階では廃墟のままでした。
どのくらい津波による被害が大きかったは、この近所の写真をみてもらうと十分すぎるぐらいに分かるとおもう。

道路の周辺は撤去した瓦礫の山。

瓦礫の山はまだ続く。

辛うじて残った家のダメージも大きい。

手すりが引きちぎられた向こうの光景も瓦礫のばかり。

道路標識がぐにゃぐにゃになってる。

車ですら数多くの瓦礫の一部に。

住宅地が瓦礫の集合になってる。

街が消えてます。

。・゚・(ノД`)・゚・。

堤防がもぎ取られて吹き飛ぶほどの津波の威力。
と、ここまで破壊し尽くされた街、豊間のコンビニが今週から復活することが地元のコミュニティFM「FMいわき」で放送してたので、早速行ってみたよ(´∀`)

全国でも10店舗ぐらい(全て東北)、といわれる移動販売車がお出迎え!

お店はちょっと寂しいけど、ちゃんと営業します。

移動車両の中は冷蔵庫になってるので、これから熱くなっても安心。

新鮮なお弁当に冷えたドリンクもあるよ。

冷えてるだけなくて電子レンジも完備。

店内。ちょっと寂しいけど必要なものは売ってます。

男気あふれる「超大盛り麺」。

アメや駄菓子も売ってます。

野菜もあるので自炊派の方も安心。

シンプルだけど情熱あふれるレジ周り。

「地域復興募金箱」遠くから来た人はゼヒ募金を!

募金箱の上には悲劇だけじゃなくて未来についても書かれてます。

オイラ達と同じくラジオで情報を聞きつけた人が続々着てました。
このセブンから浜の方に下った塩場に実家がありましたが、津波で流され、家族は避難所です。
高速バスが1週間で走ってくれたので、最初は家族の物質調達が最優先でした。その次の週、実家があった場所を見て、自分の知っている景色はなく、涙がとまりませんでした。
でも自分の目で見たことで踏ん切りがつき、前向きにならなくちゃ!と思えました。
その直後にあのポスター制作をして、いわき駅前で配り、残りを避難所や豊間の人がもらってくれました。
デザイナーなんて、こんな時こそ役に立たないだろうと思っていましたが、こうやって少しだけお手伝いができたと思うと、やってよかったと思えました。
これからも小さくても長い支援活動をしていきます。1日でも早く、豊間が、いわきが、もとに戻れる日を願っています。