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オイラは「KIBON」という被災地に本を贈る支援のプロジェクトを行ってますが深刻な事態に直面してます。

結論からすると、現状では活動縮小か停止も考える状況です。
あんまりなので本サイトではなくこちらの方で書きます(;´Д`)

【なんでこうなったか?】


簡単にまとめるとこんな感じです。

■現地(いわき市)での活動資金不足
結論からすると「活動資金」が捻出できないからです。
これまでのKIBONの体制は、東京で6人、いわき市でオイラ1人という体制で行ってました。
特にオイラは震災後に会社が休業して知らない間に解雇されたり、原発からの30km圏外在住者への制度的差別により、ほとんど保証がない状態に追い込まれました。

さらに困ったのが、「学校支援は通常の勤務時間と重なる」こと。
これにより、通常の就職活動も難しくなり面接でも活動の話がでると「仕事に支障がある」と判断されて落とされます。

もちろん、助成金の申請も行いましたが、任意団体では難しく(申請者の交渉力など)、結果として返事が来ないというか落ちた状態です。
本や本棚は企業・団体から順調に集まり、実績を積み重ねましたが、こと活動資金は全くダメでした。


【一体どのくらいかかるのか?】


正直、相当切り詰めてます。
事務所兼倉庫は以前勤務してた兼ね合いで「今のところ」実費請求がないです。
代わりに実費分(数万/月)は地元のイベントの手伝いとかしてるので、実質的には働いていることになります。

このあたりは実に田舎の話ですが、多量の本を贈るときは友人に車ごと手伝ってもらい、
市内沿岸部の学校の調査やお手伝いでは自転車で連日往復30〜50km走ってます。
ここでも車のガソリン代やら自転車のタイヤやパーツ代(結構消耗します)は自己負担。

こうやって内々でやってますが、細かい費用を算出したら5〜7万ぐらい価値になってました。

そして最大の費用は「自分の人件費」。
ITや人脈で運営コストを最低限まで持って行くと、「自分の人件費」が最大限まで上がってしまうのです。
でも運営費の実費分働いていると、貨幣経済の世界分の収入はゼロのまんま。


【「支援」の意味の履き違え】


ボランティア組織を運営するにはメンバーの選別が重要になります。
・アクティブメンバー
活動の核を支える人員。このメンバーが欠けると成り立たない

・ゲストメンバー
必要や個人の状況に応じて変化する人員。一般的に「ボランティア」と呼ばれる人たち


KIBONの7人は一見、「運営しているアクティブメンバー」と思われますが、結果としてみればオイラ以外はほとんどが「気軽に参加してるゲストメンバー」でした。

「お客さんかだから責任がない」。しかし現地では実際に被災した人たちと会うし無責任な発言や約束ができません。現地に住んでいるオイラはなおさらです。
でも、そこが被災地と遠く離れた東京だったら…?

今話題の被災地で現地の人が必死になって活動することを間近で本人から報告が上がっていく状況はさぞかし新鮮で刺激的だったに違いありません。
その流れに「なんとなく関わって」「自分がやった気になる」。

先にも書きましたが、その後オイラの経済状況は急速に悪化していきます。
この頃に「助成金を申請しよう」という事になり、いざ作業が始まると全く進みません。
3週間たっても提出できるレベルでもないし方向性もない。
結局オイラが全部書きなおして出してもらいましたが、どうも確認作業が曖昧…。

その後オイラにきた連絡は、
「今度NPOの人を連れていわきに行くから調整ヨロ。あ、学校の先生呼んでおいて、土日だけど」
「NPOの紹介で◯◯(いわきではない別の被災地)に行ってきます♪」


無茶な日程の無料現地コーディネーターか、自分たちの活動をまるで無視したご連絡。
人としてここまで侮辱された経験はなかなか有りません。

さすがに頭に来て「中途半端な活動をするくらいなら止めてしまえ!ちゃんとできないな要求された物資やお金の支援のほうが遥かにマシだ」とキレてしまいました…。
その後の反応は静観というかスルーする人、本気で反論する人、「あなたは人間的に尊敬できない」と逆切れ芸を見せる人。人っていろいろです。
結果として、辞めた人もいましたが可能な範囲で支援を継続してくれる人が残りました。


【被災地からのお願い】


「ボランティア=善意のタダ働きの強制」の根絶と「普通に仕事をして自立したい」

なにも東京とか街の外ばかりではありません、地元でも自分の売名のために目立つ場所で目立つだけの活動をして新聞やニュースに出てご満悦、という最低の人もいます。

とある財団ではたとえ被災地向けであっても「人件費」とあると助成金の申請を落とすという話です。

東京の方が書いたメールや企画書には「現地ボランティア」「これボランティアですから!」と善意のタダ働きの強制の文字が踊ってます。
それに現地の要望をまったく聞く気がなく、「自分たちの表現の場」として被災地に来る人が後を絶ちません。

現地の要望では一日も早く「自分の力で収入を得て自力で暮らしたい」、人は他人のステージの上では暮らすことが出来ないのです。



追記;
■東日本大震災復興ボランティア活動への支援について / INAMORI FOUNDATION
8/11付で遂に助成金が通りました(´∀`)!66プロジェクト中51番目に入ってます。同じ地元の方もいてなんだか嬉しくなってきました。

■憧れ(あこがれ)産業で働くな:島国大和のド畜生
「いいことしてます♪」は自分自身になのか、見知らぬ誰かの評判上げたり財布を膨らますことなのか…。
今の時代だからこそ冷静になって考えるべきことかと。

コメント一覧

    • 1. (山)
    • July 16, 2011 20:25
    • >それに現地の要望をまったく聞く気がなく、「自分たちの表現の場」として被災地に来る人が後を絶ちません。

      これは表現者のはしくれとして気をつけます(汗)。

      助成金、何とかならないでしょうか?ちょっと地元にズルい手をしっていそうな古狸を知っているので、来週以降いわきでいい手は無いか、行って聞いてみます。

      私も、害虫駆除でも資金集めでも、やれる事があればやります、これまた付け焼き刃かもしれませんが…一刻も早く事態が好転する事を祈ります。
    • 2. 管理人
    • July 17, 2011 11:18
    • 一時的に資金注入しても「団体」としての機能不全が問題なので、
      プロジェクト自体を解体して学校との関係は継続していきます。

      「地域で継続可能な仕組みを作りたい」と言った人たちが真っ先に逃げ出したので、
      今度はこういうことが出来る仕組みや組織を作り上げてから行動、となるでしょうね。

      それよりなにより仕事さがしてちゃんと稼がないと!!

      > >それに現地の要望をまったく聞く気がなく、「自分たちの表現の場」として被災地に来る人が後を絶ちません。
      >
      > これは表現者のはしくれとして気をつけます(汗)。
      >
      > 助成金、何とかならないでしょうか?ちょっと地元にズルい手をしっていそうな古狸を知っているので、来週以降いわきでいい手は無いか、行って聞いてみます。
      >
      > 私も、害虫駆除でも資金集めでも、やれる事があればやります、これまた付け焼き刃かもしれませんが…一刻も早く事態が好転する事を祈ります。

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