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■武田教授「子供は東北の野菜捨てて」 岩手・一関市長の抗議にも反論 J-CASTニュース
ほぼ恒例となった「武田教授の〜が危険だ」コーナーの新作は福島県の北に位置する岩手県の一関市。
内容は例によって「〜の農産物は汚染されていて子供たちに危険」という、「武田邦彦(中部大学)フォーマット」に則ったもので、新味といえば「青酸カリを撒いたに等しい」というワードぐらい。
ここで「武田邦彦(中部大学)フォーマット」が完成されるまでの流れを追ってみよう。
■震災直後(3〜4月)
・(実は推進派だけど)やっぱり原発は危険だった
・政府、東電は隠蔽をやめろ
■原発被害が問題化
・福島の農作物、畜産物は危険
・「子供たち」に有害なものを与えていけない
・いつもの政府批判に自体名が追加
■原発被害の拡散化
・岩手県一関市の農作物、畜産物は危険
・やっぱり「子供たち」に有害なものを与えていけない
・いつもの政府批判に自体名が追加
・「青酸カリと同じ」も新規追加
当初は「原発推進派から批判派に転向してセンセーショナルに体制を批判する」という手法で「何も知らない層」からの注目を浴びる。
しかし、同様の主張はその後多数の人が語り始めたために「差別化」「ブランディング化」が困難になった。
特に政府や東電のように「打倒が不可能な体制」への批判は得てして長続きしないのは事実だった。なにせ長期化する訴訟と同じで大衆の関心が薄れるのは眼に見えている。
そこで「武田邦彦(中部大学)」が考えた「差別化」「ブランディング化」は、体制が混乱したままの被災地自治体と最大の被害を受けた農家などの一産業従事者を正論で叩くこと、これら行為を正当化するための「子供たちの未来」というものである。
この戦略は異論反論を巻き起こしたが、過去の転向より大きな成果を上げた。
もちろん現地が払った犠牲など知ったことはなく、これまで応援と感動の対象であった被災地の人たちを容赦なく叩く格好の材料であり、日本人が持つ素晴らしくゲスな国民性「抵抗できない弱者をいびり倒す」ための格好のツールとして広く利用された。
「武田邦彦(中部大学)」は気を良くした。
「科学という正義は悪を打倒する」
何度も言うがこの「悪」は打倒困難な東電や代わった首相が活躍しそうな現政権ではない。
生活のために放射能の汚染された食品を売ろうとしている哀れなテロリスト達だからだ。
この弱い集まりなら誰もが叩いて倒すことが出来るし、「子供たちの未来」といえば勝手に無抵抗になる。
事実、福島県の次に狙った岩手県も大成功。今度はテレビ局のお墨付きだ。
でも待てよ?
本当に倒すべき敵って農家や被災地の市長なのか?
ヤバい場所に原発立てて事後処理をあたりに丸投げした東電じゃないか?危険なものに安全神話をでっちげた業界連中ではないか?
先日、親戚の法事で地元(いわき市)にある大きな旅館で親戚一同が集まって食事会をした。
その時に、いつものようにいわき市名物の海産物が次々と出てきて、いつものように旅館の女将が料理の説明をするのだが説明の内容が「いつも」とは全く異なっていた。
テーブル上がってるウニ、アワビ、お刺身の魚、「全部いわきや福島のものではありません」。
地元で農作物も漁業も畜産もなんでもあって「名物が分からない」と冗談を話してたぐらいの町の人にとって、これがどれだけ屈辱的なことなのだろうか。
女将さんが必死に何かに耐えながら話してる姿を見て正直泣けてきた。
これが「武田邦彦(中部大学)」がいうところの「猛毒をばらまいている」と呼ばれてる人です。
核爆発で拡散した汚染物質は福島県を超えて茨城、千葉、東京、静岡まで飛んでいった。
これは福島や岩手のように「武田邦彦(中部大学)フォーマット」によって「子供たちの未来」を盾にした集団リンチの材料にされることを意味する。
みんなは一体誰を信じて、誰を守るんだろうなー?
■震災直後(3〜4月)
・(実は推進派だけど)やっぱり原発は危険だった
・政府、東電は隠蔽をやめろ
■原発被害が問題化
・福島の農作物、畜産物は危険
・「子供たち」に有害なものを与えていけない
・いつもの政府批判に自体名が追加
■原発被害の拡散化
・岩手県一関市の農作物、畜産物は危険
・やっぱり「子供たち」に有害なものを与えていけない
・いつもの政府批判に自体名が追加
・「青酸カリと同じ」も新規追加
当初は「原発推進派から批判派に転向してセンセーショナルに体制を批判する」という手法で「何も知らない層」からの注目を浴びる。
しかし、同様の主張はその後多数の人が語り始めたために「差別化」「ブランディング化」が困難になった。
特に政府や東電のように「打倒が不可能な体制」への批判は得てして長続きしないのは事実だった。なにせ長期化する訴訟と同じで大衆の関心が薄れるのは眼に見えている。
そこで「武田邦彦(中部大学)」が考えた「差別化」「ブランディング化」は、体制が混乱したままの被災地自治体と最大の被害を受けた農家などの一産業従事者を正論で叩くこと、これら行為を正当化するための「子供たちの未来」というものである。
この戦略は異論反論を巻き起こしたが、過去の転向より大きな成果を上げた。
もちろん現地が払った犠牲など知ったことはなく、これまで応援と感動の対象であった被災地の人たちを容赦なく叩く格好の材料であり、日本人が持つ素晴らしくゲスな国民性「抵抗できない弱者をいびり倒す」ための格好のツールとして広く利用された。
「武田邦彦(中部大学)」は気を良くした。
「科学という正義は悪を打倒する」
何度も言うがこの「悪」は打倒困難な東電や代わった首相が活躍しそうな現政権ではない。
生活のために放射能の汚染された食品を売ろうとしている哀れなテロリスト達だからだ。
この弱い集まりなら誰もが叩いて倒すことが出来るし、「子供たちの未来」といえば勝手に無抵抗になる。
事実、福島県の次に狙った岩手県も大成功。今度はテレビ局のお墨付きだ。
でも待てよ?
本当に倒すべき敵って農家や被災地の市長なのか?
ヤバい場所に原発立てて事後処理をあたりに丸投げした東電じゃないか?危険なものに安全神話をでっちげた業界連中ではないか?
先日、親戚の法事で地元(いわき市)にある大きな旅館で親戚一同が集まって食事会をした。
その時に、いつものようにいわき市名物の海産物が次々と出てきて、いつものように旅館の女将が料理の説明をするのだが説明の内容が「いつも」とは全く異なっていた。
テーブル上がってるウニ、アワビ、お刺身の魚、「全部いわきや福島のものではありません」。
地元で農作物も漁業も畜産もなんでもあって「名物が分からない」と冗談を話してたぐらいの町の人にとって、これがどれだけ屈辱的なことなのだろうか。
女将さんが必死に何かに耐えながら話してる姿を見て正直泣けてきた。
これが「武田邦彦(中部大学)」がいうところの「猛毒をばらまいている」と呼ばれてる人です。
核爆発で拡散した汚染物質は福島県を超えて茨城、千葉、東京、静岡まで飛んでいった。
これは福島や岩手のように「武田邦彦(中部大学)フォーマット」によって「子供たちの未来」を盾にした集団リンチの材料にされることを意味する。
みんなは一体誰を信じて、誰を守るんだろうなー?
これが「武田邦彦(中部大学)」がいうところの「猛毒をばらまいている」と呼ばれてる人です。
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女将さんは「猛毒」をばらまいていないので、
武田邦彦(中部大学)の言う加害者ではないのでは?
それに、「泣けてきた」なんて酷いですね。
立派な行為じゃないですか。